お客様各位
【10月1日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=105円43銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:27,781(+329)
※銅LMEセツルメント
①午前売:6610(+64)
②午後売:6683
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:2.9895(0)
④金:1872.8(0)
※WTI原油先物
⑤原油:40.22(+0.93)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:740円
②ロンドン午後:750円
③N.Y.:740円
※ニューヨーク為替引値(円)
105.45-105.48
【9月30日:昨日の状況】
※国内銅建値740円(9月24日より-20円)
《二兎を追う者は一兎をも得ず》
※客先との中国Q&Aです。
※Q 中国側の受け入れ基準が厳しくなり、込銅・
雑ナゲの輸出不可になる可能性あるか?
※A 込銅・雑ナゲットは、中国輸入可不可の「当落
線上」です。品名で込銅X、雑ナゲットXとはなら
ず、問題は銅分。97%がその基準値になりそうで、
込銅であっても98%は◯、96.5%はXとなると
予想。
税関で詳細な分析は出来ない為、「見た目が悪いもの
は例え97%upでも避ける」=輸出入しないという
ことになりそう。
※Q 中国向けは、伸銅向け原料(ピカ線、赤
ナゲット、上銅パイプ)へシフトしていくか?
※A 理論上、ピカ線、赤ナゲット、上銅パイプは、
通関上◯となる可能性が高い。
但し価格が折り合うか?は全く別の議論になります。
通関上は◯でも、品質が高くなるほど、日本国内との
価格差が大きくなる為、商業ベースで合うかどうかは
不明。
※例:ピカ線
日本国内660円、中国向け620円と40円差があった
場合輸出しない?
※例:込銅
日本国内580円、中国向け570円と10円差なら輸出
する?
※【解説】つまり〈品質〉と〈商業ベースに合うか〉
が、逆行するというジレンマがある訳です。
品質が高いものは通関が通るが、価格が合わない
(日中の差が大きい)
品質が引いものは価格は合う(日中の差が小さい)
が、通関が通らない。
「中国に売ろうとする場合、価格が安いことを覚悟
する必要があり」、物も売りたい、価格も高くという
と、二兎を追う者は一兎も得ずとなり兼ねない。
おまけ:「性格が良いブスと、性格が悪い美人と
どっちがいい?」と、まるで高校生男子レベルの会話
のよう。
ちなみに小生は性格の良い美人がいいです。
※雑線(湘南ヤード持込):【9月30日現在】
【1】ワイヤーハーネス:250円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):200円前後
【4】雑線B :110-160円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】